乾燥小ジワが気になる40代主婦です。
30代になってから、目元にできた小じわ。
はじめは、薄い線のようで目立たなかったのに、少しずつ、シワが深くなってきて…。
特に化粧をして外出すると、夕方には、くっきり!
と焦り、スキンケアを変えようと決意。
今回は、フェイスクリームを比較しました!
私が探しているのは、
- 濃厚でこってり、重め
- 夜つけて寝ると、翌朝も肌に残っている、しっかりと蓋の役目を果たしてくれる
そんなフェイスクリームを見つけるために試したのが、次の6つ。
- アスタリフト「クリーム」
- コスメデコルテ「リポソーム アドバンスト リペアクリーム」
- ドモホルンリンクル「クリーム20」
- SHISEIDO「ベネフィアンス リンクル スムージングクリーム エンリッチド」
- b.glen「QuSomeモイスチャーリッチクリーム」
- SK-II「LXPアルティメイトパーフェクティングクリーム」
それでは、一つずつ、レビューしていきます!
アスタリフト「クリーム」
「アスタリフト」は、富士フィルムが製造するブランド。
と疑問に思うかもしれませんが、写真フィルムメーカーならではの技術が、アスタリフトの開発にいかされているんです。
例えば、
- 写真の色あせを防ぐために培ってきた技術→紫外線を防御するUV下地
- 写真フィルムの主成分であるコラーゲンの知見→化粧水、クリーム類
など!
それでは、アスタリフト「クリーム」について、
- 注目の美容成分
- 実際に使ってみて
の順番で見ていきましょう。
注目の美容成分
アスタリフト「クリーム」の注目の美容成分が、アスタキサンチン。
アスタキサンチンの効果のうち、次の2つについて見ていきましょう。
- 紫外線からお肌を守る
- コラーゲンを守る
紫外線からお肌を守る
リンゴを切って、しばらく置いておくと変色してしまいますよね。
酸素に触れて、時間が経つことによる「酸化」が原因。
食べ物だけでなく、私たちの体の細胞も酸化します。
酸化の原因となるのが、活性酸素!
紫外線を浴びると、表皮で大量の活性酸素が発生し、細胞膜が酸化。
それにより、シミ、シワができやすくなるんです。
「アスタキサンチン」は、紫外線によって発生する活性酸素に、最も威力を発揮する成分!
コラーゲンを守る
紫外線によって発生する「活性酸素」は、コラーゲンの量も、減少させてしまいます。
コラーゲンが減少すると、肌のハリや弾力が失われ、たるみやシワの原因に…。
紫外線によって発生する「活性酸素」に絶大な抗酸化パワーを発揮する「アスタキサンチン」が、大切なコラーゲンを守ります。
実際に使ってみて
テクスチャ
オレンジ色のクリームで、やわらかく、よくのびます。
つけた直後
つけてすぐに、肌にハリを感じました。
直後は、少しペタペタしますが、なじむのも速いので、化粧前でも、問題なく使えました!
翌朝
翌朝でも、しっとりしていて、クリームが乾いていません。
顔を洗うと、スルスルとクリームが落とされる感じがあり、寝ている間も、お肌に蓋をして水分を守ってくれていたのがわかります。
コスメデコルテ「リポソーム アドバンスト リペアクリーム」
コスメデコルテのナイトクリーム。
「睡眠不足でも、3時間多く眠ったような肌へ」のキャッチフレーズが気になり、試してみました!
それでは、コスメデコルテ「リポソーム アドバンスト リペアクリーム」について、
- 注目の美容成分
- 実際に使ってみて
の順番で見ていきましょう。
注目の美容成分
「リポソーム アドバンスト リペアクリーム」の注目の美容成分が次の2つ。
- ナイト多重層バイオリポソーム
- 甘草葉エキス、シャルドネエキス、ヒアルロン酸など
ひとつずつ、見ていきましょう!
ナイト多重層バイオリポソーム
長い名称ですが、かんたんに言うと、ナイトカプセル!
いくつも重なった層の中に美容成分をたっぷり抱えた、ミクロンのマイクロカプセル。
それが、なんと、1gあたり1兆個も含まれているんです。
一層一層、外側からじっくりほぐれて、一晩中、うるおいを逃さないとのこと。
「睡眠時間を美容時間に変える」という、忙しい方にも、とても嬉しいナイトクリームなんです。
甘草葉エキス、シャルドネエキス、ヒアルロン酸
「リポソーム アドバンスト リペアクリーム」には、
- 甘草葉エキス
- シャルドネエキス
- ヒアルロン酸
など、豊富な美容成分が含まれています。
それらが、乾燥による小じわを目立たなくするという、効能評価試験済み!
実際に使ってみて
テクスチャ
こってりとしたクリームですが、のびは良いです。
肌にピタッと密着する感じがあり、水分をしっかり守ってくれそうな安心感があります。
つけた直後
つけた直後は、ベタッとしますが、数分でなじみ、指で触れるとわずかにペタッと感じるぐらい。
「ナイトクリーム」ですが、そのまま化粧をしても大丈夫でした!
翌朝
朝になっても、クリームは肌に残っている感じ。
肌を触ると、少しサラッとしているので、乾いてしまった分もあると思いますが、乾燥はしていませんでした!
ドモホルンリンクル「クリーム20」
私の叔母は、30代からドモホルンリンクルを使い続けているのですが、びっくりするぐらい肌がきれい!
効果があるんだろうと思いつつ、値段が高くて迷っていたのですが、今回「クリーム20」を購入して試してみました。
それでは、
- 注目の美容成分
- 実際に使ってみて
の順番で見ていきましょう。
注目の美容成分
「クリーム20」の注目美容成分は、次の3つ。
- 天然由来のナイアシンアミド
- ハモコラーゲン
- マツダイコラーゲンペプチド
1つずつ、見ていきましょう!
天然由来のナイアシンアミド
「ナイアシンアミド」は、「シワ改善効果」が厚生労働省によって、認められている成分。
さらに、「メラニンの生成を抑え、シミやくすみを防ぐ」効果もあります。
「クリーム20」に含まれるナイアシンアミドは、化学合成ではない、発酵の力による天然由来のもの。
医薬部外品、つまり、シワ改善の効果が認められた「ナイアシンアミド」が一定の濃度で含まれているということなので、期待できますよね。
ハモコラーゲン
コラーゲンが含まれるスキンケアって多いですが、その原料はメーカーによって、さまざま。
原料や、抽出方法によって、コラーゲンの質が変わってくるんです。
「クリーム20」に含まれるコラーゲンは、「ハモ(鱧)コラーゲン」。
鱧コラーゲンの特徴は、ひときわ高い「保湿力」と、人の肌への「なじみの良さ」。
また、ビタミンA・D、コンドロイチンが多く、美容上の効果も期待できるんですよ。
マツダイコラーゲンペプチド
日本で初めて化粧品にコラーゲンを配合したのがドモホルンリンクル。
その後も、コラーゲン研究を重ね、数年ごとにリニューアルし、進化し続けています。
そして、2015年のリニューアルで配合されたのが、マツダイ由来のコラーゲン!
良質で強靭なマツダイのコラーゲン。
お肌に、うるおいとハリを与えてくれますよ。
実際に使ってみて
テクスチャ
やわらかく、伸びのいいテクスチャ。
「こってり濃厚」という感じはしませんが、しっとりと保湿された感覚があります。
つけた直後
今回、試した5つのクリームの中で、つけた直後に、一番、お肌に変化があったのは、ドモホルンリンクルの「クリーム20」。
お肌が、やわらかくなるんです。
「ハリ」というより、しっとり感とやわらかさ!
クリームなのに、さらに保湿されたような感覚になりました。
翌朝
翌朝も、肌がしっとりしています。
クリームが残っているようなペットリした感覚はありませんが、肌がやわらかく、水分が守られているのがわかります。
デメリット
ドモホルンリンクルをライン使いする場合、「クリーム20」のあとに、乳液を使います。
そのためか、「クリーム20」で終わると、しっとりはするものの、油分が少なく、「最後に蓋をする」というには心細い感じ。
「クリーム20」を使うなら、ドモホルンリンクルの「保護乳液」も一緒に使う方がいいと思います。
SHISEIDO「ベネフィアンス リンクル スムージングクリーム エンリッチド」
「ベネフィアンス リンクル スムージングクリーム エンリッチド」は、乳液とクリームの機能を兼ね備えたアイテムです。
という方も多いと思いますが、一つのアイテムで、乳液とクリームの役割を果たしてくれるのは嬉しいですよね。
注目の美容成分
レニュラテクノロジー+
「レニュラテクノロジー+」とは、「アシタバ葉/茎エキス、ナツメ果実エキス、カフェイン、グリセリン」を配合したテクノロジーのこと。
ということは、ありませんか?
「レニュラテクノロジー+」は、「なぜ、乾燥や肌荒れが起きるのか?」に着目し、
スキンケアの効果を実感しやすくなる肌
にアプローチ!
もともと自分の肌に備わっている「守りぬく力」を向上させ、肌本来の美しさを引き出す
そんな考え方のスキンケアなんです。
実際に使ってみて
テクスチャ
こってりした濃厚なクリーム。
のびは、あまり良くありませんが、このピタッと密着する感じが私が求めていたテクスチャでした。
「のばす」というより、「密着」させていく感じ。
つけた直後
つけた直後は、手のひらで触ると、ペタペタと張り付く感じ。
好みが分かれるかもしれませんが、私は、こってりと仕上げたいので、満足。
少し時間が経つと、ペタペタした感じはなくなるので、上から化粧しても問題ありませんでした。
翌朝
ペタペタと手に吸い付くような感じは、なくなっていましたが、洗顔をすると、スルッとした感触があり、しっかりと肌に残っていたのがわかります。
クリームが乾いていない、つまり、肌にしっかりと蓋をして、お肌の水分を守ってくれていたということなので、クリームとしての役割は果たされていると思います。
デメリット
つけた後は、ペタペタした感じになるので、化粧前には使いにくいと感じる方もいるかもしれません。
それから、とてもいい香りなのですが、
と思う方もいると思います。
b.glen「QuSomeモイスチャーリッチクリーム」
雑誌「LDK」で高評価だったため、気になっていたのが、b.glenの「QuSomeモイスチャーリッチクリーム」です。
期待を裏切らない使い心地だったのでレビューしていきます!
注目の美容成分
QuSome(キューソーム)
QuSomeとは、ビーグレン独自の浸透テクノロジー。
QuSomeのメリットは、次の4つ。
- 水溶性と油溶性の成分を重ね合わせることで肌になじみやすい
- 超微小カプセルにより、安定した効果を発揮
- 皮脂に近い成分で包み込んでいるため、角層の奥まで浸透
- 何層にもわたって包み込まれた成分が徐々に放出されるため、効果が持続
実際に使ってみて
テクスチャ
こってりとした濃厚なテクスチャですが、のびが良く、肌にスッとなじみます。
ベタベタせず、化粧前でも全然OK!
つけた直後
肌がしっとりします。
クリームをつけたあとというより、化粧水をしたあとのような、潤いとしっとり感があり、ペタペタした感じはありません。
翌朝
クリームが肌に残っている感じはありませんが、しっとりとしていて、水分が守られている感じ。
保湿力の高いクリームだと感じました。
SK-II「LXPアルティメイトパーフェクティングクリーム」
とても高いため、こちらのみ購入できず、サンプル品を試しました。
お値段はしますが、驚くほど、濃厚で、まさに「極上」というクリームでした。
それでは、
- 注目の美容成分
- 実際に使ってみた感想
を見ていきましょう。
注目の美容成分
超濃縮SK–Ⅱ ピテラ
「酒造の職人の手は、なぜ美しいのか?」という疑問から、長年の研究を経て、生み出されたのが、ピテラ。
ピテラとは、ある特別な酵母が発酵する過程で放出される天然成分なんです。
肌がもともと持つうるおい成分に似ているため、角質層の深くまで浸透!
50種類以上の
- アミノ酸
- ミネラル類
- ビタミン類
などを含んでいます。
実際に使ってみて
テクスチャ
硬めのテクスチャで、のびはあまりよくありません。
その分、肌への密着度がとても高く、「水分を絶対に逃さない」というような安心感があります。
つけた直後
つけた後の、「ハリ感」「しっとり感」は、今回、試した5つのクリームの中で、No.1だと思います。
時間が経っても、肌がもっちりしたまま!
翌朝
翌朝も、しっかり肌にクリームが残っていて、肌が乾いている感じもありません。
「さすが!」のひと言です。
デメリット
デメリットは、価格!
「ハリ感」「しっとりの持続」など、効果は高いですが、お値段も高く、続けるのが大変。
それから、目の近くにつけると、少し目にしみるのが気になりました。
濃厚でこってり重めなクリームランキング
今回、試した6つのクリームの中で、濃厚で重めなクリームは、次の4つ。
- 【1位】SK-II「LXPアルティメイトパーフェクティングクリーム」
- 【2位】SHISEIDO「ベネフィアンス リンクル スムージングクリーム エンリッチド」
- 【3位】アスタリフト「クリーム」
- 【4位】コスメデコルテ「リポソーム アドバンスト リペアクリーム」
重めなテクスチャのランキングは、上の通り!
濃厚で肌に密着する感覚。
【3位】のアスタリフトや、【4位】のコスメデコルテは、テクスチャは少し軽くなりますが、その分、のびが良く、化粧前にも使いやすかったです。
保湿力があり、しっとり感があるクリームランキング
- 【1位】ドモホルンリンクル
- 【2位】b.glen「QuSomeモイスチャーリッチクリーム」
今回、フェイスクリームを探すとき、「濃厚でこってり、重め」なタイプを探していました。
ですが、実際に6つのクリームを試してわかったのは、つけた後にしっとり感があるタイプの方が、私には合っているということ。
- ドモホルンリンクル「クリーム20」
- b.glen「QuSomeモイスチャーリッチクリーム」
は、つけたあとに、しっとり感がある保湿力のあるクリームでした。
どちらか迷いましたが、保湿力があり、さらにお肌に蓋をしてくれる濃厚さもある、b.glen「QuSomeモイスチャーリッチクリーム」を今後も使い続けることにしました。